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糖質と脂質!

  • 店舗:広島店
  • 投稿日:2021/06/11

 

糖質と脂質!_20190622_1

皆さんはダイエットする時糖質と脂質、どっちに気を使ってますか?

糖質のとり過ぎが良くないのは分かったけれど、脂質だってとり過ぎは良くないのでは? 
減らせばダイエットや生活習慣病の予防・改善にもいいはず。どっちを減らした方が効果的なのでしょうか。

まず、糖質!
通常、糖質を含む食事をすれば、消化・分解を経てブドウ糖となり、
食後約30分後には血中のブドウ糖の濃度(=血糖値)が上がります。
ブドウ糖は身体活動のエネルギーとなる必須栄養素ですが、
多すぎれば体にとって有害となります。そのため、血糖値をただちに下げようと、
もともと血中にあるインスリンというホルモンが追加分泌され、このインスリンの働きによって血中の過剰なブドウ糖を中性脂肪に変換し、脂肪細胞に蓄えます。それと同時に、インスリンは脂肪を分解するのを抑制する働きも持っています。

こうした働きから、インスリンは別名「肥満ホルモン」とも呼ばれています。
しかし、食事から得る糖質を制限すると、食後血糖値が上がりにくいため、
インスリンの追加分泌が行なわれないので、ダイエットにつながる、というわけです。

そして、脂質!
脂質は、1gあたり9kcalものエネルギー量があります。これに対して、糖質は1gあたり4kcalほど。つまり、
少量であっても脂質を制限することは、カロリーカットが期待できるわけです。

油脂や霜降り肉のような脂質を多く含む食べ物さえ控えていれば、
食事の量を大幅に減らさなくても総摂取カロリーを低くすることができるので、ダイエットにつながります。

どちらのダイエット法にもメリット・デメリットがあるため、自分の食の好みや現時点の体質なども考慮して選びましょう。また、糖質・脂質ともに大切な栄養素であることには変わりなく、
完全にカットするような極端な制限は行なわないことも大切ですね^^